宮城まりこ氏インタビュー 番組一覧&プロフィール
臨床心理士として、またカウンセラーとしても豊富な経験を持つ、法政大学キャリアデザイン学部教授の宮城まり子先生に、「キャリア」についてお話を伺います。米国におけるキャリアの考え方の、キャリア教育の重要性、女性のキャリアについて等など、キャリアに関する話題が盛りだくさん。心の琴線に触れる様な本質を捉えた、大事なお話を、優しく上品な語り口でお話し下さっています。
今回は、宮城先生ご自身のキャリアについて伺います。キャリアカウンセリングをもっと深く研究する為に、米国へ留学。その後、キャリア・カウンセリングが日本でも浸透し出し・・・。
第1話「私自身のキャリア」
- 私自身のキャリア
- メンタルヘルスとキャリアの深い関係
キャリアの考え方に関しては、日本よりかなり進んでいる米国から学ぶべきことは、多い。幼稚園から定年退職後までも続く、ライフキャリア(生涯通じてのキャリア)という考え方。他人任せではなく、自立した考えで、積極的に自分で自分のキャリアを切り開いていく。これからは、日本にとっても必要な考え方ではないかと訴えかけます。
第2話「米国におけるキャリアの考え方」
- 米国におけるキャリアの考え方
- キャリア教育の重要性
働いている以上、悩み・不安はつきもの。そんな時、キャリア相談室があると気軽に相談出来るということで、皆さん様々な悩みを抱え、相談に来る。今後、更に重要な役割を果たしていくと思われるキャリア相談室、ますます需要は増えていくのではないか?
第3話「やりたい仕事ができるのは当たり前?」
- やりたい仕事ができるのは当たり前?
- キャリア担当室のススメ
仕事を通じて自分が活かされている、社会に役立っていると感じ、自分らしさを仕事を通してどう表現できているか。 生涯を通じて自分がいかにより充実して、人間として質的に高まっていけるかが本当のキャリアであると優しく語りかけます。
第4話「内面的なものこそ本当のキャリアアップ」
- 内面的なものこそ本当のキャリアアップ
- キャリアの本質
日本の女性は男性が守ってくれて人生を保障してくれると思っている向きがある。自分の人生を守れるのは自分しかいないのだという凛とした心構えを持つことも女性のキャリアにとって大事なこと。女性は男性に養ってもらうのは当たり前、男性も女性が育児・家事をするのが当たり前ではないと思う。両方の意識が変わっていかないと難しいことだが、男性・女性がお互いに磨き合い、刺激し合いながら育っていく社会、ワークライフバランスの在り方を熱く語ります。
第5話「人生のリスクマネジメントは男女とも自分でやるべき」
- 人生のリスクマネジメントは男女とも自分でやるべき
- 日米の違いについて~米国では主夫も当たり前?~
宮城 まりこ氏 プロフィール
慶応義塾大学文学部心理学科卒業、早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。
病院臨床(精神科、小児科)等を経て、産能大学経営情報学部助教授となる。1997年よりカリ
フォルニア州立大学大学院キャリアカウンセリングコースに研究留学。立正大学心理学部教授
を経て、2008年4月から現職。専門は臨床心理学(産業臨床、メンタルヘルス)、生涯発達心
理学、キャリア開発・キャリアカウンセリング。他方、講演活動や企業のキャリア研修などの
講師としても精力的に活躍している。著書には『キャリアカウンセリング』(駿河台出版社)
『キャリアサポート』(駿河台出版社)『心理学を学ぶ人のためのキャリアデザイン』(東京
図書)『成功をつかむための自己分析』(河出書房新社)などがある。
トラックバックhttp://career-finders.net/videocast2/m-miyagi/m-miyagi_profile/trackback/