vol.5「NPO法人MBAキャリアデザイン研究所について」
当法人が目指すのは「産学連携の中で日本のMBAの価値を高める」ことです。
日本のMBAのキャリアを考え、アカデミックな調査研究によって、MBAのキャリアの実態、日本のMBAの特徴・ホルダーのスキルとその活動課題、MBAカリキュラムの改革すべき点、企業がMBAホルダーに求めるものは何か等を調査します。そして、日本のMBAの価値を企業に理解してもらえるよう働きかけ、また、ある時は企業と学校をつなぐパイプ役にもなっていきます。
当法人が目指すのは「産学連携の中で日本のMBAの価値を高める」ことです。
日本のMBAのキャリアを考え、アカデミックな調査研究によって、MBAのキャリアの実態、日本のMBAの特徴・ホルダーのスキルとその活動課題、MBAカリキュラムの改革すべき点、企業がMBAホルダーに求めるものは何か等を調査します。そして、日本のMBAの価値を企業に理解してもらえるよう働きかけ、また、ある時は企業と学校をつなぐパイプ役にもなっていきます。
一番のメリットは、人的ネットワークが拡がった事。一生を通してつき合える、いい仲間が出来た事でしょう。また、勉強した事が実務に非常に役に立っている事です。
当初この2年間でいい仲間が出来、その人的ネットワークを活かして、仲間何人かと協力して会社でも作れたらいいなという希望はありました。昨年卒業後、終わってみた後の充実感、その後に得られた満足感、成果物としての論文とかなり濃いやりがいのある2年間でした。いい仲間にも恵まれ、同じ様なベクトルを持つ同級生と強い連帯感が生まれました。在学中は、結果より学ぶ姿勢、そのプロセスが大事だと思っていました。確かに大学院で充実した時間を過ごした満足感、達成感、自信も大事ですが、その成功体験やもっと学んだ事を活かせないかと考えました。
久しぶりに触れるアカデミックな空気はとても良い刺激になりました。
社会人大学院という事で、夜間に開講されるため、アフター5に急いで学校に向かう日々。週3回の授業は、約3時間。授業の後も、4~5人のグループ毎にビジネスを競う、ビジネスシュミレーションの打ち合わせの為、終電近くまで学校にいる事も多く、その後、自宅に帰って時間をやりくりして、レポート提出の準備。昼間は働きながら、続けていく毎日はとてもハード。タイムマネジメントは嫌でも身につきます。
そんなある時、ある会合での某ビジネススクールの社長との出会いが、私のキャリアの大きな転機に繋がりました。
転機とはいつおとずれるか分からないものです。ある日突然その日が来たりもするのです。ご他聞に漏れず、クランボルツ教授の「プランドハップンスタンス」(計画された偶発性)よろしく、社長が熱く語る起業の話を聞いて、アントレプレナーへの興味が膨らみ、同スクールの起業コースに通い始めました。
その他、マーケティングコース、アカウンティングコース、経営戦略コース等々に通い学んで行くうちに、色々な意味での意識の変化が起こり始め、経営というものにも興味を持つ様になりました。
私の場合、大学を卒業後、総合商社に就職しました。その当時は、新入社員という事もあり、キャリアアップなんてみじんも考えていませんでした。早くいい人を見つけて、結婚すればいいのだからというのが、私も含めて周囲の女性の一般的な考えの様でした。
先頃、女性の社会進出が目覚しい中、それでもまだまだ、女性には様々なハンディーキャップがつきもの。女性には仕事以外にも、結婚・出産など大きなライフイベントがあります。
色々な要素を常に頭に描きながら、キャリアを考えていくのは、常に迷いの連続だったりするわけです。長い人生の中で、自分のキャリアをどう方向付け、創っていくか?
これって、結構難しい事ですよね? 自分の様々な失敗を含めた体験談をお話しながら、女性のキャリアについて、皆さんと共にご一緒に考えていければと思っています。